最近は少し仕事の手がゆるんできたので、本読みまくってました。
もうすっかり東野圭吾氏の新刊にもそそらなくなってきたので、そろそろ伊坂コータローちゃんを味見してみようかと。最初に「グラスホッパー」から手をつけてみたところ、ふむなるほど読みやすい。まず、描写のわかりやすさに驚いた。そして、ぐぐっと引き込まれて戻ってこれない感じではなく、ふと手にとってドロップイン・アウトがしやすいのがいい。こーゆー気楽なのもいいもんだ。これはいいぞ、と1日1冊ペースで読む。以後読んだ順に、感想は一言で。
【オーデュポンの祈り】今のところ、これが一番好き。ラストがよかった。
【アヒルと鴨の…】こういうトリックは好き。映画での描写が少し気になる。
【チルドレン】なんとなく漫画読んでるみたいな気分。ラストは爽快。
【死神の精度】ぼんやり読める。ふふっと笑える。
【魔王】ある程度引き込まれたところで超中途半端に終わる。が、続編読むほど興味がわかない。
【ラッシュライフ】群像劇は無条件で好き。エッシャー関係ない気がする。
【重力ピエロ】よくわからん。けっこう飛ばし読みした。
順番が悪かった?過剰摂取?ともかくここにきて伊坂節みたいなのにちょっと辟易してきて、味のないガムを噛んでいる気分になってきた。ので、一旦休憩。
そこでちょうどよく、道尾秀介氏の新刊「龍神の雨」が登場。昨日買って、昨日のうちに読み干した。これは、面白かった。可哀想で救いがないけど、見守りたいと思う。がんばれみんな。やっぱり好きだな、この方。改めて過去作品も読み直したくなったので、ついでに既読の道尾氏作品もレビュー。
【向日葵の咲かない夏】まあほんとに酷いけど大好き。道尾氏にハマルきっかけになった本です。機会があればミチオ少年(主人公の坊や)に美味しいご飯をたあんと作って食べさせたい。
【ラットマン】個人的には、一番黒い気がする。「これからだってやり直せるかもしれない」みたいな淡い期待が最後に残るのが嬉しい。
【シャドウ】子供がかわいい。とぼとぼ歩く姿が眼に浮かぶよう。お父さんは…ただ切ない。
【カラスの親指】ほのぼの、アットホーム。なーんだアハハみたいな軽めの読了感。
【鬼の跫音】初の短編集。キモスコワスですがクオリティ高ス。みんな可哀想。6つのうち「冬の鬼」が好きですが、「私これ好きなんだよね☆」と可愛く言えないかんじのアレです。
【背の眼】デビュー作でシリーズもの。ちょっとこの路線は好みじゃないので以後も読まない予定。
あと【ソロモンの犬】と【片眼の猿】でコンプリートなので、またちょっと道尾ワールドに寄っていこうと思います。
で、読んだので追レビューコンプリートじゃ!
【片眼の猿】意外。道尾氏?と思った。後半畳みかけるようにゴリ押しでまとめました〜ってかんじがちょっといただけないのですが、「ファンタジー系?」とおもいきやそうでもなかったので安心。
【ソロモンの犬】思いがけず、青春の香り漂う作品でした。トリックとかは「うぅぅむ…」と言わざるを得ない反則っぽさ感じるものでしたが、全体的にほのぼの。でもちょっと切ない。
また、このたび紹介した本貸し出しOKですわよ♪ハードカバー・文庫本ばらばらですが、気になる方はご連絡くださいマーシー。